911Carreraと718CaymanGTS4.0を試乗しました
1年前ポルシェセンター浜松で911Carrera"S"の試乗をさせてもらいました。
911(Type992)はCarreraSから販売が始まったので、当時は素のCarreraの試乗車がなかったんですよね。
今回、素のCarreraと718Caymanで注目のGTS4.0(4L 6気筒NA)を試乗させていただいたので、そのときの感想です。
<911Carrera試乗>
久しぶりの911試乗で、期待の胸を膨らませてポルシェセンター浜松に向かいました。見てビックリ!真っ赤(ガーズレッド)なボディカラーの上にオプションの”エアロキット”が付いていて、大きなリヤウイングが派手派手です。ホイールもオプションのCarrera Classicホイールが付いていて外観は素のCarreraとは思えません!
ちなみに、Carrera"S"と素Carreraの大きな違いは、エンジン出力(S=450PS 素=385PS)、ホイールサイズ(S=F20/R21インチ 素=F19/R20インチ)、ブレーキディスクサイズ(キャリパーの色も赤と黒と違いがあります)と思ってます(あ、自分にとっての最大の違いは価格差(約350万円)でした・・・)。
まず、エンジン出力の違いが感じられるか確認してみました。高速道路の合流でアクセルを踏み込むと、速い!!CarreraSよりも出力が低いといっても385PSは十分以上です。
高速走行(制限速度120km/h+α)でも大きな違いは感じられません、サーキットでの全開加速、高速度走行では違いが出るのでしょうけど、日本の高速道路の速度域ではCarreraSとの違いは感じられませんね。
また、今回の試乗車にはスポーツエキゾーストが付いていなかったので、高速道路、一般道のどちらでも排気音は静かで、物足りない気もしましたが高速道路の長距離移動では快適でしょうね。スポーツテールパイプ付きで外観はカッコイイので、長距離走行の多い自分には良い仕様かもしれません。
乗り心地については、高速道路ではフラットで乗り心地は良く、直進安定性も決まっているし、淡々と走っている状態ではGTカーのようです。助手席の妻はシートを少しリクライニングさせて寝ている?ということは、乗り心地は及第点のようです。
これで、サーキットや峠を走るとまた凄いんですよね(きっと)。
シートはノーマル形状(スポーツシート)の14way電動調節付き、さらにシートベンチレーションまで付いていました。試乗したのは暑い日ではなかったですが、シートベンチレーションを作動させると「涼しい!」。黒革シートを選ぶ時には必ずオプションでシートベンチレーションを付けよう!
CarreraSと素のCarreraを比較しようと思いましたが、走行性能(エンジン出力とハンドリング)はどちらも十分だし、さらに乗り心地も快適とどちらも言うことありません!ブレーキディスクの大きさやキャリパーの色の違いが少し気になりますが・・・
最終的にはオプションの装着で満足度が大きく変わりそうです。またまた悩みが増えました。
もう一台の718CaymanGTS4.0の試乗記は次回にします。すいません・・・